世の中には、既製品で満足する事ができる人もいれば、既製品では満足できない人とがいます。既製品で満足することができる人と、できない人との違いは一体なんなのでしょう?

 

ここCANDy BLOODには、「普通じゃない人」だけが集まります。普通じゃない人とは、

 

「皆んなと同じような有り触れた物」が嫌な人の事です。

 

そんな人たちだけが、私たちCANDy BLOODでしか作れない、「誰ともかぶらない自分だけのアイテム」に価値と魅力を感じてくれているのです。ココで言う、「普通の人」というのは、一言で言ってしまえば、

 

「現代社会の大多数を占める大勢の人々」=「大衆」の事です。

 

この人たちは、「人と同じ物を好む」という特徴を持っているので既製品を好む傾向が強い人が多いです。

 

ここCANDy BLOODで特注品、つまり世界に1つのレザーアイテムをオーダーする人というのは大多数を占める大勢の人種には属さない人、いわゆる「皆んなと一緒が嫌い」な少数派です。

 

CANDy BLOODでは、大量生産された既製品を売っている訳では無いので「人と同じモノを持って安心したい」という人には不向きです。

 

「人と一緒の物を持つなんて最悪」、という自分軸を持った人しか魅力を感じないと思います。

 

ココCANDy BLOODに集まる人というのは、「皆んなと同じモノ」が嫌で、「誰ともかぶらない自分だけのモノ」は無いか?と、Googleで検索しCANDy BLOODを探し出してくれた人です。

 

検索結果の、ほとんどが「大衆化された人が喜びそう」な、有り触れた既製品を扱う店やサイトばかりが表示されるだけです。しかし、「人と一緒が嫌な人達」は、有り触れた既製品には興味が無いので、どんどん奥へと探してくれて私たちCANDy BLOODを見つけてくれる、らしいのです。

 

それだけ、ここCANDy BLOODに辿り着いてくれた人というのは、「人と一緒が凄く嫌な人達」、という事だと分かります。先ほどの大衆とは真逆の人たちです。

 

スペインの哲学者、オルテガは「大衆の反逆」という本の中で、大衆の事をこう言っています。

 

「大衆とは、格別資質に恵まれない人の集団であり、大衆とは平均人であり、皆んなと同じである事を好み、皆んなと違う事や優れた人を嫌い、義務を果たす事よりも権利を主張する事しか考えない人である」

 

一方、大衆の真逆である、少数派の人の事をオルテガは「高貴な人」と呼んでいるのですが、この「高貴な人」というのは、

 

「特別有能な個人か、個人の集団であり、皆んなと同じである事を嫌い、自らへの欲求へ向けて努力し、卓越した人に成ろうとする。そして権利を主張する事より、義務を果たそうとする自ら考える人である」

 

あなたは、どちらに当てはまりますか?

 

特に現代の日本という国は、大衆派社会と言われていますので、たくさん出回っている既製品が良いものだと思い込み、皆んなが使っているから、という理由だけで購入している人が大半で、これが日本人の大半の国民性です。

 

あなたはどうでしょう?世界の国民性を分かりやすく表現した、面白い笑い話があります。世界一周の船旅の途中、大火災が発生した時、乗客たちを海へ飛び込ませるために、船長が各国の乗客たちにそれぞれ違う事を言って海に飛び込ませる、という笑い話です。

 

アメリカ人には、「ここで飛び込めば、ヒーローになれますよ」
ドイツ人には、「命令だ、海に飛び込め!」
イタリア人には、「今、美女が飛び込みましたよ」
イギリス人には、「紳士なら、飛び込んで下さい」
ロシア人には、「ウォッカの瓶が流されましたよ」
北朝鮮人には、「亡命のまたとないチャンスです」

そして、日本人には、「皆んな飛び込んでいますよ」

そう言うと、日本人は納得して飛び込むという笑い話です。

 

それくらい、日本人という人種の多く(大衆)は「皆んなと同じ事をするのが良い」と思い込んでいる人種なのです。

 

こういった、大衆を横目に見ながら、高貴な人である少数派の人が、誰も選ばないようなここでしか手に入らない私たちCANDy BLOODのモノづくりに価値を感じて、ご注文をしてくれるのです。

 

価格は、大衆化されている人からしてみれば「高い」と感じるでしょう。しかし、高貴な少数派の人からしてみれば、自分の求めている欲求が満たされ、自分を表現する事ができるなら、これ位の価格はなんとも思わないか、ちょっと頑張れば手に入れられる、と感じるでしょう。

 

なぜなら、「自分の欲求に向けて努力する事」ができる人であるからです。先ほど触れたように、「皆んなと同じ物」かどうかが選択基準ではなく、「人と違う事」「皆んなと同じ物では自分を表現する事ができるはずがない人」なんです。

 

この少数派の人だけが、「少数派である自分」を表現する事ができる作品だという事に気付いてくれる訳です。少数派の人たちは、大衆化された人と違わなければいけないのですから、「安さが強み」だけの消耗品を選ぶような事は絶対にしません。

 

こういう事に重きを置いている少数派の人だけが、私たちCANDy BLOODでご注文をしてくれるのです。今これを読んでくれている人の中には、少数派の人はもちろんですが、大衆派の中で疑問を持ち始めている人も必ず居ると思います。

 

そうで無ければ、こんなニッチで誰も知らないような小さな無名ブランドのサイトを見る訳がないからです。そんな大衆から抜け出したい人たちに、新しい少数派の世界観へと進むキッカケや参考になればという想いもあって書きました。

 

実際、ここ近年では大衆派の特徴である「皆んなと一緒の安心感」に疑問を持ち始めた人が、個性を持ち始めるという現象が起きているようなので、そんな人たちの参考になれば幸いです。

 

まずは、既製品からの脱却です。こんな事からでも大衆派から少数派に移行する事ができます。むしろ、人というのは、こういう小さな事からしか変われないものです。

 

革のipadケース,レザーipadケース,

革のipadケース,レザーipadケース,

 

ここで、私たちCANDy BLOODの顧客様を1人ご紹介したいと思います。Mさんという方で、今まで幾度となく私たちCANDy BLOODに特注オーダーのご依頼を頂いています。このipadケースもご依頼を受けて作ったオーダーメイドの一つです。

 

革のipadケース,レザーipadケース,

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このMさんは、ここまで書いてきた、「大衆」とは真逆に居る「高貴な人」です。おそらくご本人さんは、そんな事すら考えず、ただただ自分が欲しい物が探しても見つから無いので、必然的に私たちCANDy BLOODに辿り着いてくれたのだと思います。

 

このような「高貴な人」というのは、要するに自分で考える事ができる人であり、自分軸で物事を判断する事が自然にできる人の事を言うのです。Mさんが、私たちCANDy BLOODを選んでくれるのは、きっと「オーダーメイド」が出来るからだと思います。

 

そして、私たちCANDy BLOODが創り出す世界観で、それまでのMさんの世界観に変化が起こり、新しい世界観を体験する事ができるからだと思います。そうでなければ、過去から現在までたくさんのご依頼を頂けるはずがありません。

 

しかし、裏を返せば、Mさんが気に入らないものを1度でも作ってしまえば、次は無いという事でもあります。だとすると、私たちの仕事は「カッコイイものを作る」事でも「クオリティーの高いものを作る」事でも「便利なものを作る」事でもありません。そんな事は大前提です。

 

私たちの求められている仕事というのは、常にアンテナを張り私たち自身が進化し続ける事です。そして、私たちCANDy BLOODの世界観を持ったまま、新しい時代と私たちの世界観の融合を作品に反映させ、顧客様を新しい世界観へとアップデートしていく事こそ、本来の仕事では無いかと思っています。

 

私たちCANDy BLOODのエゴが強すぎても、エゴが無さすぎてもいけません。強すぎれば、私たちのただの自己満足でしかない作品にしかなりませんし、無さすぎてしまえば、ただの流行り物の真似事にしか見えない作品になってしまうからです。

 

Mさんのような顧客様の今現在居る世界観から、新しい世界観へとお連れするためには、私たちCANDy BLOODが進化し続けていなければいけません。

 

CANDy BLOODという確固たる世界観を持ちながら、しかし時代の気分を読み解き、融合させた作品を創ることで初めて新しい世界観へとお連れする事ができるはずなのです。私たちCANDy BLOODに本当に求められているものは、私たち自身が常に進化し続ける事です。

 

私たちCANDy BLOODの仕事とは、ここでしか作れないレザーアイテムを通して、顧客様を新しい世界観へとお連れする事であり、その創り出す作品が顧客様を象徴するアイコンになり、顧客様が主人公の「人生」という名の映画を冒険するための、名脇役となるレザーアイテムを創り出す事です。

 

そんなレザーアイテムを、あなたのためだけに丹精込めて作ります。大衆の人と思い切り差をつけて下さい。CANDy BLOODのレザーアイテムに心が躍る人や、気になる人は大衆派の中では、満足する事ができない人のはずです。

 

CANDy BLOODでは、そんな少数派のあなたからのご注文をお待ちしています。

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