naze1

僕は自分の得意なモノづくりで収入を得ています。しかも独学ですので、自分の作ったモノが、どうやればお金に替えられるか、なんて何も知りませんでした。それが、なぜお金に替えられるようになったのか、と言うと「とりあえずやってみた」からに他なりません。と言うか、僕の場合はやらざるを得なかったんですが、でも、それが良かったんです。

経験から学んだ事とは?

 

 

 

中学校もまともに卒業する事が出来なかった僕は、

学歴が無いため世間的に認められているような、

 

 

 

 

所謂「ちゃんとした会社」に一度も

就職した事がありません。

 

 

 

 

就職した事が無いと言うより、

就職する前の段階で面接を受ける資格すら

与えて貰えなかったんです。

 

 

 

 

しかし、その甲斐あって?結果的には今のような、

僕の得意な事だけを仕事にして

生きて行くことが出来るようになりました。

 

 

 

 

最終的に僕は学歴が無い事で

「自己を表現」するためには、

 

 

 

 

「自分の得意な事をお金に替えて生きていくしか無い」という、

「僕だけの生き方の答え」に辿り着く事ができた訳です。

 

 

 

 

そして、僕は自己表現するために今こうして、

必然的に自営業をやっているんです。

 

 

 

 

自己表現するためには、僕にはそれしか

選択肢が無かった訳ですが、

 

 

 

 

僕はこの

「自分が経験したプロセス」から、

ある事を学びました。

 

 

 

To Index

彼の問題点

 

 

 

僕の地元の後輩に1人、

 

 

 

 

「漫画家になって大金持ちになる」

という大きな夢を持っている

 

 

 

 

「シンイチ」という男がいます。

 

 

 

 

その後輩は、20年以上前から、会う度に

その壮大な夢の話を僕に熱弁するんです。

 

 

 

 

決して冗談ではなく、シンイチは本気で

「漫画家になって大金持ちになる」と、言っているんです。

 

 

 

 

しかし、1つ問題があるんです。

 

 

 

 

「漫画家になって大金持ちになる」・・・

という夢を持つ事がダメ、、、とは思いません。

 

 

 

 

では、何が問題なのか、と言うと、

実はまだシンイチは、一度も漫画を描いた事が無いんです(笑)

 

 

 

 

それどころか、シンイチが描いた落書きや、

ちょっとしたイラスト描きを僕は、

 

 

 

 

過去に何度か見た事があるんですが、

それはそれは目を覆いたくなるようなレベルで

絵が下手クソなんです。

 

 

 

 

でも、シンイチにとって1番の問題は

“絵が下手クソな事”でもなく、その夢が

「漫画家で大金持ちになる」という

“ハードルが高い夢”である事でもありません。

 

 

 

 

何が問題か?

 

 

 

 

それは、今現在も、実質的に何1つとして、

その夢に向かって、何も「行動」に移していない事が、

何よりも1番の問題であり「課題」だと僕は思うんです。

 

 

To Index

彼の言い訳

 

 

 

彼に会うと今でも漫画家になる夢の話を語ります。

 

 

 

 

そして、その度に僕は、

 

 

 

 

「で、漫画の方は何かしら手を付けたのか?」

 

 

 

 

と、必ず聞くのですが、後輩からは決まって、

こんな答えが返ってくるんです。

 

 

 

 

「今は仕事が忙しいんで、出来ないんですよ。」

 

 

 

 

また別の日に同じ質問をすれば、

 

 

 

 

「腰の調子が悪くて・・・」

 

 

 

 

またまた別の日に聞くと、

 

 

 

 

「パソコン教室に通ってて、どうしても時間が取れないんです・・・」

 

 

 

 

・・・と、何かしら言い訳を返してきます。

 

 

 

 

要は、やりたいと思っている事がある、

というのに、なんだかんだと色んな理由を見つけては、

行動に移す事を先伸ばしてにして「やらない」訳です。

 

 

 

 

他にも、よく聞く話で例えるなら

「仕事を辞めて、独立して自営業でやっていきたい」

という人達もそうです。

 

 

To Index

やらない理由

 

 

 

でも、彼らもさっきの漫画家になりたい、

という後輩と同じで、なんだかんだと言って

行動には移さない人が大半なんです。

 

 

 

 

こういう人を僕は、今まで何十人と見て来ました。

僕の周りにもたくさん居ます。

 

 

 

 

なぜ、そういう人は

 

 

 

 

「行動に移さないのか?」

 

 

 

 

と言うと、先程の

「漫画家になって大金持ちになりたい」

というシンイチの場合で言うと、

 

 

 

 

つまりシンイチは「漫画を描かない事」で、

自分に可能性を残しておきたい訳なんです。

 

 

 

 

 

もしも、漫画を描いてしまい、その漫画が

誰からも評価をされなかったら・・・

 

 

 

 

という事を考えると、

とても怖くて漫画を描く事が出来ない訳です。

 

 

 

 

 

自分自身が傷付き、落ち込んでしまい、

その「可能性」が消えるのが怖いのだと僕は思うんです。

 

 

 

 

 

だから、いい大人になった今でも

「俺は、漫画さえ描けば、漫画家になれる」

という可能性を、自分の中に残しておきたい訳です。

 

 

 

 

 

そうすれば、この先ずっと、

「俺には可能性がある」という自負心を失わず

これからも生きていける・・・

 

 

 

 

という思考が彼の「行動」を止めている訳です。

 

 

 

 

 

「可能性という、希望を失うリスク」

ただ、僕が思うのは、

 

 

 

 

そんな「可能性という名の希望」を残したまま、

「行動に移らない今」という時間の方が、

 

 

 

 

よっぽど「可能性を潰している」

と思えてならないんです。

 

 

 

 

 

なぜなら、人生も時間も、決して

「待ってはくれないから」です。

 

 

 

 

 

要するにシンイチは「上手くいく、“かもしれない可能性”」

を、日々毎日潰していっている訳なんです。

 

 

 

 

 

もしかしたら、5年前、10年前、20年前、

本気で漫画を書き始めてさえいれば、

 

 

 

 

 

今は本当に漫画家として

成功出来ていたかもしれないというのに。

 

 

 

 

まあ、過ぎた時間は取り戻せませんから、

そんな戯言を僕はシンイチに対して、

ネチネチと言うつもりは毛頭ありません。

 

 

 

 

 

でも、だからこそ、

「今、何よりも行動する事が大事」

なのでは無いでしょうか?

 

 

 

To Index

失敗からしか学べない

 

 

 

時間はもう、後には戻せません。

 

 

 

 

今、こうして過ぎていく日常は、

二度と戻せない毎日になって行くのですから、

 

 

 

 

とにかく1日でも早くシンイチは、

漫画を描く為の行動を起こすべきだと思うんです。

 

 

 

 

常に、今が人生の中で1番若いんですから、

行動に移しやすいのは今です。

 

 

 

 

そして、まずは何度でも失敗すれば良いんです。

 

 

 

 

漫画家は楽々と簡単に上手くいくような、

甘い世界では無いでしょうし、

 

 

 

 

人並み以上の成功なんて、

「時間と苦労と努力」を重ねなければ、

おそらく手に入りません。

 

 

 

 

だからこそ、1日でも早く行動を起こし、

失敗と経験を重ね、夢に近付いていくべきだと

僕は思うんです。

 

 

 

 

それらの事を続けてさえいけば、

漫画家になれる才能や可能性が、

 

 

 

 

もし本当にあるのであれば、

誰かの目に、いずれ留まるはずです。

 

 

 

 

仮に、その道で生きていく事が無理だったと

分かった場合でも、それはそれで次への道へと

進めるキッカケになるはずです。

 

 

 

 

僕は、これまでの人生で、

その失敗の連続をし続けて来ました。

 

 

 

 

しかし、その失敗から学んだ事はその後、

人生の武器になっています。

 

 

 

 

「チクショー!俺には漫画家は向いてなかったんだ!」

 

 

 

 

と、いう事に気付いたとしても、

やらない理由ばかりを探して、

 

 

 

 

何も行動に移さず、

停滞し続けるよりよっぽどましです。

 

 

 

 

行動に移す事で、

次への可能性が拡がるのです。

 

 

 

 

自分には可能性があるんだ!と、

「可能性」という名の、自分の心の拠り所が

「後悔」に変わる前に行動に移す事です。

 

 

 

 

行動に移す事が出来ないのであれば、もう

「なぜ俺が、やりたいのにやらないのか?」

 

 

 

 

という理由をいちいち人に話さない事です。

滑稽で面倒臭いんです聴く側は。

 

 

 

 

「必死で、体裁を守るために言い訳してるだけだなぁ」

としか思っていません。

 

 

 

 

今のように「自分には大きな可能性がある・・・」

と思い続ける事が出来たとしても、

 

 

 

 

何も行動に移していないのであれば展開は「0」のまま。

可能性はおろか可能性は「0」です。

 

 

 

To Index

色々な理由

 

 

 

「仕事で独立したいけど、なかなか行動に移せない」

 

 

 

 

と出来ない理由ばかりを、言っている人も、

そっくりそのまま同じ事が当てはまります。

 

 

 

 

このような、「行動に移せない人」は、

この世に数えきれない程、無数に居ると思います。

 

 

 

 

しかし、皆、色々な理由を言い訳を見つけて、

結局、行動に移そうとはしないんです。

 

 

 

 

「やってみたいけど、何からやれば良いのか分からない」

「今は不景気だから」

「家族を食べさせなければいけない」

「儲からないかもしれない」

「周りに成功している人が居ない」

 

 

 

 

 

このように、実に色んな言い訳を理由にしていますが、

結局は自分に可能性を残しておきたいだけなんです。

 

 

 

 

 

傷付き、失敗する事を恐れているだけなんです。

 

 

 

 

 

でも、そんな事を言っていたら、

一生何をするにもこんな感じで時が流れていってしまいます。

 

 

 

 

そして、そのうち「逃げていた自分に気付き、

結局後悔してしまう」んです。

 

 

 

 

 

「あの時、なぜ俺はやらなかったんだ!・・・」

と必ず想う時が来ます。

 

 

 

 

 

人という生き物は、実際に行動して失敗して

後悔するよりも、

 

 

 

 

 

行動しなかった事で後悔する事の方が、

どんなに辛い事か。

 

 

 

 

 

その時には「やれば成功していたかも知れない」

という、戻れない過去を振り返っての「可能性」に、

後悔の気持ちを膨らませてしまう事になってしまいます。

 

 

 

To Index

歯車が噛み合い出す時

 

 

 

今、「何かをやってみたい」と思っているのに、

何かしらの理由を見つけて、

 

 

 

 

行動に移していないという人は、

まずはその事に気付いて欲しいです。

 

 

 

 

そうで無ければ、そのままの自分で一生

生きていく事になってしまうんです。

 

 

 

 

行動に移して、何度でも失敗してみれば良いんです。

 

 

 

 

 

必ず何か展開が待っています。

 

 

 

 

 

動き出した人にしか、

なぜかその歯車は回らないんです。

 

 

 

 

 

これ、分かる人居ますよね?

チャレンジした人にしか分からない事です。

 

 

 

 

 

失敗したら終わりではありません。

 

 

 

 

むしろ、失敗してからが本当の始まりだと言っても良いと、

僕はいつも本気でそう思っています。

 

 

 

 

失敗して、初めて気付く事、初めて見える事が

あるかもしれません。

 

 

 

 

やらなければ絶対に見えては来ません。

 

 

 

 

今が、人生の中で1番若いんです。

 

 

 

 

やるなら「今でしょ!」・・・これ、もう古い?

 

 

 

 

 

今日の話が、あなたの「行動」の第一歩に繋がれば、

僕としても嬉しい限りです。

 

 

 

 

To Index

類似の記事

COMMENT

Leave a Reply