私たちは、2004年からCANDy BLOODという、小さなプライベートブランドを立ち上げ、それ以来ハンドメイドでiPhoneケースを作り続けて来ました。
元々、「ゼロから何かを作る」というスタイルの物作りが得意だったので、革細工も独学で学びお客様に喜んで貰えるように、これまで一心不乱に没頭してiPhoneケースをはじめ、色んな物作りをして来たように思います。
世の中の革製品は、男っぽくてハードな感じのモノばかり・・・。革製品には、そういうイメージをもった人が大変多いと思うのですが、私たちCANDy BLOODは、そんなハードで男っぽい革製品ではなく、カラフルで可愛いレザーアイテムを、一点一点ハンドメイドで作っています。中でも私たちCANDy BLOODは、誰ともかぶらない可愛いiPhoneケースに全力を注ぎ、世界観を表現しています。
世の中に出回っているiPhoneケースの多くは可愛くありません。企業が中国などの人件費が安い海外で安価で作り、日本で安価な価格で売りさばいている、利益だけを重視しているiPhoneケースが殆どです。そんなiPhoneケースは手抜き感満載で安易なデザインの物が大半です。しかし、消費者にはそんな事は分かりません。そういったiPhoneケースが当たり前に売られているので、それが普通だと思ってしまいます。
値段だけでiPhoneケースを購入するかしないかを決める人には、そういった安価なiPhoneケースでなんら問題ないでしょう。しかし、もういい加減「安ければ良い」というこれまでの「安物買いの銭失い」的な習慣に「なんか、妥協した感じで嫌だな」という不満足感から違和を覚え、妥協して買う安価なものに飽き始めている人が大勢居るような流れになってきています。
不景気や不況だとメディアで騒がれていた頃には、消費者も不安になるので、どうしても安価なものに意識が向き、中国製の安いものを買ってしまう、、、という習慣になってしまっていたんだと思います。しかし、今は二極化が進んでいます。
安価なものか、高額なものしか売れない時代です。真ん中の価格帯のものが売れない時代になったと言われていますし、私たちCANDy BLOODでもそう実感しています。
かと言って、ブランド品は売れているのか?というと、そこは逆に苦戦していて、大手の有名ブランド店が撤退したり、銀座に出店するのを白紙撤回したりしています。
なぜなら、ブランド品にも飽き始めている人が数年前から続出しているからです。ブランド品に飽きるというのは、乱暴に言ってしまえば誰もが簡単に買えるものになってしまったから、、、という理由も大いにあるようです。今や、高校生が普通にブランド品の財布やバッグを持っている事に、ブランド価値を感じなくなり、ブランド品離れが起き始めているようなのです。誰もが簡単に買えるものには価値を感じなくなった時代になってきている、と言っても過言ではないでしょう。私たちCANDy BLOODには、5年ほど前から「ブランド品に飽きてしまって、自分だけの物を持ちたい」というお客様からの声が徐々に増え始め、今では多くのお客様から、そういった内容のメッセージやメールを頂く事が増えました。と、いう事は、、、
自分だけの、誰ともかぶらないモノに価値を感じ始めている事は間違いない、と断言できると思います。それがオーダーメイドです。iPhoneケースもオーダーメイドする時代になったという事です。ブランド品に飽きたので、私だけのiPhoneケースを作りたい、というお客様は大変多いのが現状です。
人というのは安価なものでは満足し続ける事はできないんです。
私たちCANDy BLOODのiPhoneケースが高額と言っても、1万円から2万円のiPhoneケースが主流ですので、決して手の出せないようなiPhoneケースではありません。むしろ、そのくらいのちょっと頑張って買えるようなiPhoneケースを持つ事が、人間的にもひとつステージが上がるキッカケになるはずです。言葉は悪いかもしれませんが、今までのような安価なiPhoneケースを選んでしまうような人は、きっと永遠に今のステージに留まり、何か良いことないかなぁと他力本願な思考から抜け出せない人でもあると思います。
自分だけのiPhoneケースをオーダーして、新しい世界観を持った自分に出会ってみませんか?・・・と、いうか新しいCANDy BLOODの世界観を肌で感じてみてください。