kawabag

用途だけで言えば、バッグなんてどれも一緒です。物が入るでしかありません。

そんなバッグの、どこに価値を感じるのかは人それぞれです。では、どこにそのバッグの魅力を感じたのでしょう?

自分で選んで買い物をしていると思っている人たち。

大衆の人というのは、例えばバッグを買うとき、

知らないブランドからは買いません。

 

 

 

だから、人と一緒のような格好になって、

小さくまとまり埋れてしまいます。

 

 

 

そういう人というのは、周りを見渡せば、そこら中に居ますよね?

 

 

 

あなたの周りにも必ず何人もいるはずです。

 

 

 

そういった人というのは結局、お洒落でも

なんでも無くなってしまうという悪循環に陥ってしまいます。

 

 

 

しかし、本人たちはこの事に一切気が付いていません。

 

 

 

それどころか、私はイケている、とすら思っているのです。

 

 

 

誰でも一緒のように見えるのに、なぜ私はイケている、

と思うのか謎です。

 

 

 

それでは一人の人間としての存在の意味がありません。

 

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バッグの用途は物を入れるだけでは無い。

バッグの用途を、物を入れるモノだという価値しか感じない人は、

価格だけで判断して、安いという理由だけでバッグを買ったり、

ブランド品だからという理由で買ってしまったりしてしまいます。

 

 

 

それでは、価値をどこに感じれば良いか?

 

 

 

それは、作り手の考え方やそのバッグのストーリーに価値を感じるかどうか?

だと思います。

 

 

 

バッグに限らず、すべての物を買う時の判断基準は、

ここにあると思います。

 

 

 

そもそも、お金を支払うという行為というのは、

売り手の人に更にパワーアップして欲しい、

 

 

 

と感じた時にその人にお金を支払って、自分の欲しい物を買う、

という流れが正しい売買だと思います。

 

 

 

例えば、簡単に言うと応援している歌手が居たとして、

その歌手がCDを発売した場合、

 

 

 

そのCDを買う事で、そのCD代金が入り、

その歌手は更に次のCDを作る時の資金源になります。

 

 

 

しかし、違法ダウンロードやレンタルSHOPでその歌手のCDを、

iPodやiPhoneにダビングしてしまうと、

 

 

 

 

その歌手は次のCDを出す時の資金源に困り、

良いCD作りが出来なくなってしまいます。

 

 

 

その歌手の本当のファンなら、CDを買うべきなのですが今の時代は、

レンタルSHOPもそこら中にあるし、

 

 

 

インターネットからのダウンロードも普通にできてしまうため、

なかなかCDを買う人がいません。

 

 

 

その結果、その歌手はCDを出しても売れないので

やがては衰退してしまい、消えていってしまいます。

 

 

 

と、こういう循環を一切知らない人がとても多いため、

何かを買う時にお金を支払っても、

 

 

 

そのお金が最終的に誰の手に渡るのかを全く考える事なく

お金を支払ってしまう人が多いのでは無いでしょうか?

 

 

 

実際、バッグが欲しいと思った時、あなたもこういった事を

一切考えずにバッグを買ってしまって居るのでは無いでしょうか?

 

 

 

お金を支払うということは、

 

 

 

“誰の応援をする事になるのか?”

 

 

 

という視点が抜け落ちてしまっているように思います。

 

 

 

僕たちのやっているCANDy BLOODという、

こんな小さなブランドなどは、

 

 

 

誰も知らないのでスルーされる事がほとんどだと思います。

 

 

 

しかし、ブランド品には負けない意識がありますし、

ブランド品に負けないくらいの理念もあります。

 

 

 

それでも、知らないブランドから僕たちの元で

物を買う人は少ないです。

 

 

 

有名なブランド品のバッグを選ぶか、逆に無名のブランドだとしても、

とても安い価格のバッグを選ぶかのどちらかでは無いでしょうか?

 

 

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一生懸命ハンドメイドで作っても、、、。

うちのような小さな無名のブランドは、

良い物を作っていても、なかなか選んではもらえません。

 

 

 

これは、今の時代や今の人を反映しているように思います。

 

 

 

「有名なブランド品だから、私も欲しい」

 

 

 

という買い方です。

 

 

 

自分が選んだようで、実は自分では一切選んでいません。

有名なブランド品という安心が欲しいのでしょうね。

 

 

 

その裏側には、自分が良いと思って、自分が選んで失敗したくない、

という心理が隠されているのは容易に分かるのではないでしょうか?

 

 

 

要するに今の時代の人の多くは失敗する事が

とても怖いのだということが言えると思います。

 

 

 

自分で選ばず、周りの人たちが良いと言った、

有名なブランド品のものしか買わないのです。

 

 

 

しかし、有名だからといって、本当に良い物とは限らないのです。

 

 

 

有名なブランド品は、モノが良いのではなく、

マーケティングが上手いのです。

 

 

 

広告を出しているかどうかで判断すれば分かりやすいかと思います。

 

 

 

広告をそこら中に出している所は、マーケティングで人の心に入っていき、

ある意味の洗脳をしている訳です。

 

 

 

そして、それにまんまと引っ掛かって、

 

 

 

「ここは有名なブランド品なんだな、」

 

 

 

と思うように多くの人に刷り込んでいく訳ですね。

 

 

 

結局、あなたが支払うお金は、

この莫大な費用の広告費に注ぎ込まれている、という事になります。

 

 

 

そして、その広告を見て、更なる欲しくなる人たち、、、が誕生する訳です。

 

 

 

その為のお金を注ぎ込んでいる、という大きな

視点に立っている人は居ないでしょうね。

 

 

 

あなたが支払ったお金が広告費にまわり、

その広告を見た多くの人がまた買う、、、。

 

 

 

そういった人たちのことを大衆と呼ぶことはご存知でしょうか?

 

 

 

僕の元に集まるお客さまの共通点は、

 

 

 

“人と一緒が嫌いな人”です。

 

 

 

大衆の真逆に居る人たちが来てくれます。

 

 

 

「あのブランドは、最近広告ばかりで嫌だ。」

 

 

 

という理由で、僕たちを探し出して来てくれる人が

ここ数年で倍増しました。

 

 

 

なぜ、増えたのか?を考えると、

今の時代の背景が分かるのではないでしょうか?

 

 

 

僕たちにとってこんな良いことはありません。

 

 

 

大衆に選ばれるものというのは、

個性のない無難なものという烙印を押された証だからです。

 

 

 

大衆に選ばれるようなモノ作りをするために、

僕はモノ作りをしているのではありません。

 

 

 

僕たちは極少数の人に選ばれるようなモノ作りを

常にしていたいと思っています。

 

 

 

今年、2014年でお陰様で10周年を迎える事ができたのも、

極少数のコアな顧客様に支えられ支持されてきた証だと思い

感謝の言葉しか見つかりません。

 

 

 

広告というのは、より多くの新規客の獲得を

目的にしたマーケティングです。

 

 

 

その広告を見て、「良いなぁ」と思う人では無く、

 

 

 

「広告ばかり出しているというのは、その他大勢の人が

みんな買っているから、私は嫌だ」

 

 

 

と思うセンスのある人にだけ、僕たちは選ばれたいな、

と思っています。

 

 

 

そんな僕たちCANDy BLOODでは、10周年記念のバッグをハンドメイドで作りました。

 

 

 

 

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手仕事で作る。ハンドメイドのレザーバッグ。

僕たちの作るバッグには、

大手では真似のできない所が3つあります。

 

 

 

そのうちの1つ目は、広告費を捻出するための

利益追求ではなく、本当に良い素材を取り寄せて、

 

 

 

革を裁断する所からすべての工程を手仕事で作っているところです。

 

 

 

手仕事で作っている所は、他にもあるでしょうが

本当に良い素材を選りすぐって使用している所は、実はそんなに多くはありません。

 

 

 

それは、当然と言えば当然の事なのかもしれません。

 

 

 

広告費を捻出するためには、できる限り安価な素材を仕入れて、

コストを極限まで落とさなければいけません。

 

 

 

しかし、そういう所は、決まって

 

 

 

「こだわった高級な希少価値のある素材を使用しています。」

 

 

 

と必ず言っています。

 

 

 

しかし、素材の仕入れ値は間違いなく大量仕入れで

安価に仕入れている素材が使われています。

 

 

 

希少価値などありません。

 

 

 

そうでなければ、広告費が捻出する事などは出来ないのです。

 

 

 

だから、広告費を捻出するためには利益率が第一のはずです。

 

 

 

広告費だけで数百万円は毎月かかっているのですから仕方ない事です。

 

 

 

しかも、職人さんの賃金も相当安いそうです。

 

 

 

と、いう事はブランドだけが儲かる仕組みがしっかりある、という事です。

 

 

 

そういう背景のあるブランドを応援するために、

お金を支払っているのは如何なものでしょう。

 

 

 

誰のためにお金を支払っているのか分かりませんね。

 

 

 

最低でも職人さんが潤えば良いですが、

そうではないみたいですし、

 

 

 

結局はそのブランドの広告費で消えて行くための

お金を注ぎ込んでいる事になってしまいます。

 

 

 

新たな新規のお客さんを集めるために、

お金を注ぎ込んでいるのです。

 

 

 

そうではなく、もっと、分かりやすい近い存在の人にお金を支払い、

更なる良い作品作りのための資金にダイレクトにつながった方が、

 

 

 

応援のし甲斐があるのだと思います。

 

 

 

僕たちの使用している素材は、本牛革なのですが

10年前から色々な革を取り寄せては、その革の持つ特徴を

吟味しながら一番相応しい革を探し当てました。

 

 

 

それぞれの商品によっても使用する革は異なりますが、

何年もの年月をかけて辿り着いた革を取り寄せて使用しています。

 

 

 

どんな所を吟味していたのか、というと

使い込んだ後の風合いと、使い勝手がメインです。

 

 

 

特に風合いには一番こだわっています。

 

 

 

今回は、バッグについての記事なので、

僕の作るバッグについて書きたいと思います。

 

 

 

いわゆるヌメ革と呼ばれる革の一種なのですが、ここで使用しているのは、

北米産の2才のメスの牛革を選んで取り寄せています。

 

 

 

うちでチョイスした、2才のメスの革は

とてもしなやかで程よい柔軟性があります。

 

 

 

ここで紹介するバッグは、ゴツゴツした固い革ではイメージと

かけ離れてしまいますし、柔らか過ぎてもデザインとのギャップが大き過ぎて

チグハグなイメージになってしまいます。

 

 

 

一番相応しい革は、柔らか過ぎないしなやかな柔軟性のある革です。

 

 

 

そこで、使用する革をこの革に決定しました。

 

 

 

この革の一番の特徴は、使い込んでいった時の

風合いが抜群な所です。

 

 

 

最初の新品の状態で惚れ込んでご注文して下さる方が多いのですが、

実は最初の新品の状態が一番カッコ悪い状態と言っていい程、

日に日に風合いが出て来る度に、どんどん格好良くなっていきます。

 

 

 

この革で作る財布があるのですが、

その財布を3年間使い込んだお客さまが見せてくれたのですが、

それはそれは最高の風合いが出ていました。

 

 

 

そのお客さまも

 

 

 

「本当は、そろそろ財布を替えた方がいい頃だとは思うんですけど、

この財布を替える気はまったくありません。」

 

 

 

と言っていましたが、確かに替えたいとは思わないはずです。

 

 

 

新品の時よりも数倍良い状態なのです。

 

 

 

そのお客さまは、何処かが破れるかしない限りは

新しい財布にはしませんと言っていました。

 

 

 

この革の一番の特徴は、最初の新品の状態も大変良いのですが、

それ以上にその数倍も、使い込む程に風合いが増していく所です。

 

 

 

仕入れ値は度外視していますので、

このような良い革を使用する事ができていると思います。

 

 

 

革以外にも、糸のカラーと太さやミシンなどにも相当こだわって

使用しているのですが、色んな情報が頭の中でゴチャゴチャになってしまうと思うので、

 

 

 

お客さまに直接関係する革のこだわりをこの記事では一番知って欲しいと思い、

革のこだわりについてのみ書かせてもらいました。

 

 

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大手には真似のできない、2つ目の特徴。

僕たちは、ダイレクトにお客さまから商品の代金を受け取ります。

 

 

 

そのお金はどこにいくか?というと、そのほとんどが

新しい革を買う時の資金にまわるか、

 

 

 

商品を入れるためのパッケージや、

次の作品のための何かにまわっています。

 

 

 

僕たちの給料は一円もありません。

 

 

 

それは、他からの収入源の中から給料は得ているためです。

 

 

 

そのため、お客さまから頂いたお金はすべてを

次の作品のための何かにまわせている訳です。

(もちろん税金などは、この中から支払うのですが。)

 

 

 

その方が、お金を支払った後でも気分が良くないですか?

 

 

 

先ほど書いたように、僕自身が心から本当に良い、

と思う革を選りすぐって取り寄せる事や、

 

 

 

フランス製のパフというブランドで最高のミシンを買ったり、

オリジナルのTシャツを作ったり、とこのブランドのために

お客さまから頂くお金は使わせてもらっています。

 

 

 

稀に僕たちのおやつ代金に廻させて頂く事もありますが、

それもまた良い作品作りのための力になっている訳です。

 

 

 

冗談のような書き方ですが本気でそう思っています笑。

 

 

 

お客さまから頂いたお金は、このように使わせてもらっています。

 

 

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大手には真似のできない3つ目の特徴。

僕たちは、大手はないし有名なブランドでもないので、

お客さまと近い存在で在る、というところです。

 

 

 

もちろん100%それができているか、

というとそうではありませんが、

 

 

 

そう在りたいとは10年前の立ち上げの時から

今まで常に思っています。

 

 

 

と言っても過去には、大切な顧客さまを、

僕たちの不手際で失った事も何度もあります。

 

 

 

僕たちは完璧では無いので、100%お客さまの望むような

対応は出来ていないとは思います。

 

 

 

それでも、近い存在である事は感じ取ってもらえると思います。

 

 

 

何かしらの疑問や質問にも、できる限り敏速に

対応できるように努力をしています。

 

 

 

制作中は集中しているため、丸1日中制作に

没頭してしまう事がよくあるので、

 

 

 

最低でも、遅くても24時間以内にはお返事できるようにしております。

 

 

 

タイミングがあえば、数分後のお返事をする事もよくございます。

 

 

 

数時間以内にはお返事できるようにはしています。

 

 

 

パソコン画面のすぐ向こう側に、僕たちが居るような

感覚を持ってもらいたいという気持ちでやっております。

 

 

 

特に特注品のご依頼のお客さまには、

密に連絡を取り合って制作をしております。

 

 

 

こちらからどんどんメールをする事がよくございます。

 

 

 

良いモノを作りたいと思っているため、

制作の前段階ではお客さまからの疑問や質問に答えますし、

 

 

 

制作開始後は、僕たち側からお客さまへ疑問が出てきたら

すぐに質問をします。

 

 

 

例えば、最初の予定よりも穴の位置をずらした方が良くなるとか、

スワロフスキーをもっと施した方が良い場合には、

その確認をお客さまにしていきます。

(もちろん最初の見積もりが高くなる事は一切ありません。)

 

 

 

まだまだ完璧ではありませんが、

人としてのお付き合いを大切にしています。

 

 

 

これら3つの事が、僕たちが拘っている他では真似のできない所です。

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オリジナルでオンリーワンのレザーアイテム

これら3つの事が、僕たちが拘っている他では真似のできない所です。

 

 

 

そして、もうひとつの特徴に、独自のデザイン性と、

独自の制作方法というものもございます。

 

 

 

僕は、どこかで修行してこの仕事をしているのではなく、

こうなるようなキッカケがあり、

 

 

 

別の本業があったにも関わらず必然的に、今のこの

ハンドメイドレザーアーティストが仕事になってしまった、という経緯があります。

 

 

 

そのため、僕は制作方法を独学で創意工夫しながら開拓し、

デザインも僕の頭に浮かぶ独自のデザイン性を具現化しています。

 

 

 

本来の正しい、とされているような、

革製品の作り方とは多分違う所もたくさんあるとは思いますが、

 

 

 

僕はそれで良いと思っていて、他の正しいとされている

制作方法を学ぼうと思った事は一度もありません。

 

 

 

そのため、誰かに学んで居ればすぐに分かるような事でも、

何年も遠回りしてそこに辿り着いたり、

 

 

 

手間のかかる制作方法をしている事もよくあるのですが、

それこそオリジナルな独自の僕のやり方だと思っています。

 

 

 

何が正しくて、何が正しくない、といった考え方そのものを否定しているので、

普通の革職人からしたら僕は邪道かもしれませんが、

 

 

 

それが僕自身の生き方でもあると思っています。

 

 

 

普通とか、みんながやっているから、

という考え方が僕はとても嫌いなので、

僕が思うようにこれからもやって行きたいと思っています。

 

 

 

そんな僕が作るバッグを使ってみませんか?

 

 

 

10周年記念の特別価格で、毎月2名様限定で受注制作しています。

 

 

 

こちらが、そのバッグです。

 

 

 

ここまでお読み頂き、ありがとうございました!

 

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