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現在、この青い牛革は生産されていない貴重な革です。そんな「二度と手に入らない革で作る、世界に1個のバッグ」という顧客様限定の好評企画の新しい派生企画です。どんなバッグが制作されていくのか、ダイジェストで綴っていきます。

絞り加工の青い牛革

こんな青い色の牛革で、どんなバッグが出来るでしょう?

制作過程を随時載せていきます。

 

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この革の大きさは、283デシというサイズの牛1頭の半分の革で、僕の身長179センチよりも、かなり大きなサイズだという事が分かります。(1デシ=10センチ×10センチ)

 

 

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革の色は、ご覧の通りやや深い青色で、カラーチャートで言うところの、004080番です。↓

 

 

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鮮やかさと落ち着きさの、ちょうど真ん中の青色と言ったところでしょうか。

子供っぽい青ではなく、大人っぽい青にカラフルさを、ややプラスした青になります。

 

 

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この革は、何の表情も無い革と違い、絞り加工を施しているため高級感も抜群です。

既製品の量販品を作る業者なら、この革1枚から何個のバッグを作り、1個いくらで売れば利益が最大になるか?という計算をしてから、中国などで生産するでしょう。

 

 

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しかし、僕たちCANDy BLOODは、じっくりと相当な時間デザインを考えてから、さらに1点1点時間をたっぷりかけながら手作りで作っています。

 

そのため、価格は既製品のバッグに比べて高額です。それでも、デザインを考える時間と試行錯誤しながら制作に費やす時間を考えれば、相当リーズナブルな価格のはずです。しかし、いわゆるセレブリティと呼ばれる裕福な方以外の方には、その辺りがなかなか理解されない事が多いです。

 

 

 

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そのため、「なぜこの価格なのか?」という事を、理解してもらおうと言葉の限りを尽くし文章に綴ります。そうやって僕の想いや費やす時間について活字に変えて伝えていくのです。

 

しかし、それでも殆どの人には伝わりません。それでも、僕の物作りに対する想いが少数の人に共感してもらえる事があります。文章を読んで興味を持ってくれる人が現れてくれるのです。

 

その後、信頼関係を築いていきたいので、メールマガジンやブログやメールなどで、コミュニケーションを取りやすいようにしています。信頼関係を築く事ができると注文をもらえる事があります。

 

そして、気に入ってもらう事ができればリピートしてご注文をしてくれますし、気に入らなければ二度と注文はもらえません。有難いことに、リピーターになってくれる顧客様が少しずつですが徐々に増えてくれています。

 

今回のこの革で、どんなバッグを作ろうか今考えていますので、また続きを綴っていこうと思います。

 

 

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